[C&C for Human Potential / NEC Corporation]

報道関係各位                         平成6年11月4日

                               日本電気株式会社 

NEC世界子供マルチメディア会議について


NECは、今月より世界4ヶ国の小学生による国際会議「NEC世界子供マルチメディ ア会議」を開始致しました。これは日米英豪4ヶ国の子供達がマルチメディアパソコンと PC−VANを使って、自分達で作った原稿、VTR、写真、音声等をやり取りし、「私 達の地球」というテーマについて討議を行なうもので、PC−VANの自動翻訳サービス も利用して、簡単で、楽しくコミュニケーションが図れるように工夫されております。

既に本年5月より、東京並びにオーストラリア(シドニー)の2校で実験コミュニケーシ ョンを開始し、子供達の間ではパソコンの使い方に慣れるべく、自己紹介を中心としたや り取りを行なってきました。10月からは、アメリカ(サンノゼ)及び、イギリス (ロ ンドン)の2校を加え、4校約150名の子供達によるコミュニケーションに発展してお り、いよいよ今月より本格的に展開することとなりました。会議の成果は、来年2月に 「子供宣言」の形にまとめることを目標としております。

4ヶ国の学校ではそれぞれ学校の正規活動として展開しており、教育効果を高めるため、 「どの様なテーマで討議を行なうか」、また、「子供達へのパソコン教育はどのように 行なうか」等について、教育専門家の助言を得ながら検討を重ねてきており、今後も教 師間のカリキュラム会議を開催し、随時問題点の解決を図ることにしております。

近年、学校教育現場におきましても、コンピュータは「ものを考える」、「ものを創る」、 「観賞する」といった創造力や感性を磨くための道具として、また子供達同士のコミュニ ケーションの道具として使われ始めております。教育分野におけるパソコンとネットワー クを使った情報創造、情報活用、そしてマルチメディアコミュニケーションは、今後21 世紀にかけて、最も力を入れて展開されるべき分野であります。

このような環境下で、NECとしては、単にハードウェアを提供するだけに留まらず、 使い易いマルチメディア・アプリケーションとPC−VANによる、グローバルなコミュ ニケーション文化を具体的な方法論に裏付けされた上で提案していきたいと考えており、 今回のプロジェクトがその為の貴重なノウハウとなるものと信じております。

本プロジェクトは、パソコンを「教育の道具」として実用化するための実験であります。 教育の現場にパソコンを導入し、国際的なネットワークを利用することが、一つの教室 を世界へ結び付け、子供達の国際的視野を広げるためにいかに役立つかという、「マル チメディアコミュニケーションの実験であります。鉛筆やノートと同じ感覚になりつつ あるコンピュータをネットワーク化し、且つ国際間のネットワークを使用することによっ て子供達の個性の伸長や国際的な視野の拡大が期待できるものと確信しております。

なお、本プロジェクトの主旨は、ユニセフの教育目標にも合致し、データベースの提供 等多大な協力をいただいております。

本プロジェクトの展開概要につきましては、別紙を御参照 下さい。

                                    以 上 


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