[C&C for Human Potential / NEC Corporation]

報道関係各位                        平成7年2月13日
                              日本電気株式会社

世界に先駆け1ギガビットDRAMの開発に成功


DRAM

NECはこのたび、マルチメディア時代の画像、音声を扱うファイルメモリに最適な1ギガビットDRAMの開発に成功いたしました。

今回開発した1ギガビットDRAMは、ユーザーが早期のシステム評価が可能となる製品を主眼に開発を行った結果、現段階において実現可能な0.25ミクロンのCMOSプロセス技術を採用しており、セル面積の縮小化を図ることが可能なNEC独自の「斜めビット線セル方式」、回路数の削減を図ることによりチップ面積の削減を可能にする「時分割オフセットキャンセルセンス方式」および、高い歩留まりを可能にする「フレキシブルマルチマクロ方式」などの新技術を開発したことにより実現できたものであります。

新開発の1ギガビットDRAMは、

などが主な特長となっております。

1ギガビットDRAMは、1チップ上に11億個のトランジスタと11億個のセルキャパシタなど約22億素子を集積化した次々世代の超大容量メモリであり、1チップに漢字約6400万文字(新聞約4,000ページ)、動画像15分、音声4時間の情報を記憶することが可能であります。

NECでは、新開発の1ギガビットDRAMが大容量メモリ、高速動作を必要としているマルチメディア機器に必須のデバイスであると考えており、1998年のサンプル出荷に向け早期製品化に努力する考えであります。

マルチメディア機器の発展にともない市場からは動画像などの大容量の連続データを記憶することができ、低消費電力、かつ低価格化を実現したメモリを求める声が高まっており、1ギガの時代には従来のメインメモリ中心からファイル用途に特化した使われ方にメモリの主流が大きく変わるものと考えられております。

今回の1ギガビットDRAMは、このような市場ニーズに応えるために開発されたもので、NECでは音声や動画像など大量のデータを処理するマルチメディア機器への応用が期待されるものと考えております。

今回開発した1ギガビットDRAMの技術的な特徴は次の通りであります。

NECでは、今回の成果を2月15日から米国で開催される「1995国際固体回路会議(ISSCC95)」において、2月17日に発表を予定しております。NECでは今後も一層の改善・改良を図り、1ギガビットDRAMの早期製品化を目指す所存であります。

なお、開発品の主な仕様については別紙をご参照下さい。

                                    以 上


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