[C&C for Human Potential / NEC Corporation]

報道関係各位                        平成8年2月15日
                              日本電気株式会社

HPとSCOによる次世代UNIXの共同開発への支持とMIPS仕様プロセッサ用64ビットUNIXの米国開発拠点の設立について


NECはこのたび、ヒューレット・パッカード・カンパニー(HP)とザ・サンタクルーズ・オペレーション社(SCO)が共同開発する次世代UNIX((注1)Next generation UNIX system technology)を支持するとともに、米国においてMIPS(注2)仕様プロセッサ用の次世代64ビットUNIXオペレーティングシステムの開発をおこなうために新開発拠点「Golden Gate Operation(GGO)」を本年4月に設立することにいたしました。

NECでは、基幹業務システム技術、スーパーコンピュータにおける64ビットUNIX技術を有しているため、こうした技術を利用して次世代UNIXの共同開発に参画する予定であります。

また、あわせて、新開発拠点「GGO」においてMIPS ABI(注3)グループ各社の賛同のもと、MIPS仕様プロセッサ用の次世代64ビットUNIXオペレーティングシステムの開発をMIPS ABIグループ各社の参加を得ておこなうものであります。

NECでは、「GGO」についてHP社とSCO社による共同開発の活動とMIPS ABIグループ各社の架け橋となって開発をおこなうことが重要な役割と考えており、カルフォルニア州サンノゼにあるNECの米国法人NECシステムズラボラトリ社(NECSYL)内部に同組織を設立するものであります。

MIPS ABIグループは、「GGO」の設立とMIPS仕様プロセッサ用の次世代64ビットUNIXオペレーティングシステムの開発を支持しており、大半のベンダから上級技術者が「GGO」に派遣されて、この開発に参画する予定となっております。

近年、インターネットなどを中心とした新しいネットワーク時代に入り、UNIXオペレーティングシステムが基幹業務システムを構築する基盤やサイバースペースを構築する各種サーバの基本ソフトウェアとして注目されております。

このような状況の中で、次世代のUNIXがこの新しい基盤として確固たる地位を確立すること、さらには、これまで成し遂げることのできなかったUNIXの統合が実現されることなどが期待されています。

NECでは、これまで、X/Open(注4)の株主としての標準化の推進、MIPS ABIグループにおけるUNIX統合化の推進、国内におけるOCMP(注5)による日本語環境におけるUNIXの標準化などに取り組んでまいりました。NECは、今後ともHP社、SCO社およびMIPS ABIグループと協力し、ユーザやISV(独立系ソフトウェア会社)のためにさらなるUNIXの統合化をめざした活動を積極的に展開してまいります。

                                    以 上

(注1):UNIXは、X/Openカンパニーリミテッドが独占的にライセンスしている米国ならびに他の国における登録商標。

(注2):MIPSは、米国MIPS Technologies, Inc.の登録商標。

(注3):MIPS ABIは、米国MIPS Technologies, Inc.の登録商標。

(注4):X/Openは、英国X/Openカンパニーリミテッドの商標。

(注5):OCMPは、NECとソニー株式会社の商標。
OCMPとは、Open Computing environment for MIPS Platformの略で、日本語環境で使用できるワークステーション/サーバの標準プラットフォームを定義する規約。



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