[C&C for Human Potential / NEC Corporation]

報道関係各位                         平成8年6月4日
                               日本電気株式会社

21世紀のマルチメディア事業に向けた世界戦略を展開

=世界最大のパソコン陣営の確立=


NECはこのたび、マルチメディアの中核機器であるパソコン分野の世界戦略を一層推進するため、パッカードベル(96年4月にゼニスデータシステムズと合併、本社:カリフォルニア州サクラメント、代表者:ベニー・アラジェム会長、以下PB)と、当社の海外におけるパソコン事業を本年7月1日付けで統合することについてこのほど基本合意に達しました。マルチメディアに不可欠な通信、コンピュータ、電子デバイスのいずれの分野でも世界トップクラスを誇るNECの総合力と、ホームマルチメディアパソコンビジネスで全世界に強固な基盤を持ち、加えてZDSの官公庁ビジネスの実績を継承したPBとのシナジー効果を最大限に活かし、世界規模のパソコン事業を確立することで、マルチメディア時代におけるリーダーシップを発揮してまいります。

今回の合意に基づき、統合後の社名は「パッカードベル−NEC」(以下PB−NEC)となります。本社所在地は、カリフォルニア州サクラメント市、初年度売上は80億ドルを目指します。会長兼CEOには、PBのアラジェム氏が就任いたします。当社はPB−NECの主要株主として従来からの戦略的パートナーであるブルとともに、同社の事業運営に人材派遣も含めて全面的に協力していく所存であります。

なおPB−NECは、米国の株式市場において2年以内に上場することを目指しております。

今回の統合の結果、同社のパソコンシェアは、米国において15.1%と最大規模になり、全世界ではNECとPB−NECの市場シェアは合計で11.4%となり、世界最大のパソコン陣営が確立されることになります。(注)

主な統合の内容は次の通りであります。

  1. パソコン事業については、日本、中国を除きワールドワイドに統合する。但しアジア、大洋州地域における当社の販売会社によるパソコン販売活動は、PB−NECから製品の供給を受け従来通り継続する。

  2. 米国及び欧州のパソコンサーバ事業を統合する。

今回の統合により、PB−NECは、マルチメディア市場において

などが可能となります。

PB−NECにおいては、これらの製品を一元的に生産販売をおこないますが、ノートパソコン及びパソコンサーバの開発については、NECが中心となり取り進めます。また、従来から培ってきたブランド力を活かすため、日本を除く世界市場でNEC・PB・ZDS(ゼニスデータシステムズ)それぞれのブランドを継承いたします。なお、日本においてはPB−NECの販売子会社としてPB−NECジャパンを設立し、従来のPBの事業活動を継承いたします。

近年マルチメディア市場は、パソコンを中心として、パソコン通信、インターネット、イントラネットに代表されるネットワーク化の進展を背景に機能面・価格面で競争が激化しております。この流れは、地域・市場を問わず、グローバル化しており、”マルチメディアのNEC”として、これまでマルチメディア市場で圧倒的な強さを誇ってきたNECとしては、世界市場においてパソコン事業戦略を確立するため、昨年7月にPBと戦略的提携関係を締結いたしました。以来、中国でのモニタ合弁生産会社の設立(95年11月)、半導体やCD−ROMの供給、部材の共同購入等、協業分野を広げてきております。加えて両社は、商品開発、生産、品質管理、販売・保守・サービス力をお互いに一層強化し、それらの効率を最大限に高めるべく慎重に検討してまいりました。その結果、今回の統合に合意したものであります。

なお、NECテクノロジーズ並びにNECヨーロッパは、既存のモニタ、CD−ROM、プリンタ、指紋照合システムなどの事業を、従来通り継続いたします。

今回の統合を機にNEC、ブル、PB−NECは、一層連携を強め、パソコン分野において世界のトップシェアを確保するとともに、21世紀に向けての本格的なマルチメディア市場において、デファクト・スタンダード化を目指してリーダーシップを発揮していく所存であります。

PB−NECの概要については、別紙をご参照ください。

                                    以 上

(注)シェアは95年出荷台数実績ベース、データクエスト社



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