[C&C for Human Potential / NEC Corporation]



平成9年2月27日        
報道関係各位
日本電気株式会社         
NECメディカルシステムズ株式会社


耐震性・耐衝撃性に優れた半自動除細動器の発売について


半自動除細動器「ファーストメディック710」(FM710)
半自動除細動器「ファーストメディック710」(FM710)

NECメディカルシステムズ(社長:青柳律夫、本社:東京都文京区)は、致死性の不整脈である心室細動を、患者に貼り付けた2個の電極から電気ショックを与えることで治療する半自動型の除細動(注)器「ファーストメディック710」の販売と出荷を本日開始いたしました。

新製品は、除細動器における世界のトップメーカーである米国フィジオコントロール社(社長:リチャード・O・マーチン、所在地:米国ワシントン州)からNECが輸入・調達するものであり、NECとフィジオコントロール社の日本国内における独占販売契約に基づいて、フィジオコントロール社のブランドで販売されるものであります。

「ファーストメデイック710」は、主に救急救命士によって救急医療の現場で使用されるものであり、測定した患者の心電図を解析して自動的に除細動の準備を行い、救急救命士が手動で通電を行う半自動型の除細動器であります。

新製品の主な特長は、

  • 米国の軍用規格であるMIL−STD−810Dに準拠しているため、耐震性・耐衝撃性に優れており、救急車やヘリコプターなどの振動の多い場所で利用できること

  • 患者に処置をする際に必要となる電源投入、解析開始、通電という3種類の操作キーを全て前面に配置しているため、操作性に優れていること

  • 周囲の明るさを感知して自動的に電源をON/OFFするバックライト付きモノクロLCDディスプレイを採用していることや、本体と画面の角度を自由に調節できるチルト機構を採用していることなどにより、最適な画面状態を確保しながら操作ができること

などであります。

新製品の基本構成における標準価格は260万円であります。

NECとNECメディカルシステムズでは、新製品において、今後3年間に約150台の販売を見込んでおります。

従来除細動器は、医師のみが利用できるものとして病院などで重要な役割を果たして参りましたが、平成3年に施行された救急救命士法により、半自動型であれば救急救命士が利用することも可能となり、救急車内や事故現場などの救急医療の現場で活躍しておりますが、現行の除細動器は、救急医療の最前線で活躍する救急車やヘリコプターなどの振動の多い場所に設置・利用した場合には、故障を起こすことが多く、現場からは、劣悪な状況でも故障を起こしにくい信頼性に優れた製品を求める声が高まっております。

NECとNECメディカルシステムズでは、このような市場の声に応えて新製品の調達・発売を開始したものであります。

NECとNECメディカルシステムズでは、新製品が救急医療の現場における救命活動に、大きな役割を果たすものと考えております。

NECメディカルシステムズでは、新製品の積極的な販売活動を展開する予定であります。

新製品の概要と主な仕様については別紙をご参照下さい。

以 上


(備考)標準価格に消費税は含まれておりません。

(注)除細動:心室細動を取り除くこと。



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