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「SX−5シリーズ」の主な特長


  1. 世界最強、世界最高速

    (1)超高速・高集積CMOSテクノロジの採用

    0.25[micro]mプロセス、約1,500万トランジスタのCMOSテクノロジの採用により、4ns(ナノ秒)の高速クロックサイクルを実現している。

    (2)高い実効性能のプロセッサ

    ・1台のCPUは、一つのスカラプロセッサと16個のベクトルユニットから構成され、「SX−4シリーズ」比4倍の8GFLOPSの最大ベクトル性能を有している。
    ・スカラ演算処理には、スーパースカラ方式を採用し、1クロック当たり同時に最大4個の命令を処理でき、高速スカラ処理を実現している。

    (3)高速・超大容量のメモリ

    ・主記憶には高速な64MビットシンクロナスDRAMを採用し、1ノード当たり最大128GBと「SX−4シリーズ」比4倍で共有メモリとしては世界最大の超大容量を実現している。
    ・さらにメモリスループットも「SX−4シリーズ」比4倍のCPU当たり64GB/秒と超高速を実現している。

    この高速化されたCPUを最大512台、超高速のネットワークで接続し、最大ベクトル性能が4TFLOPSと商用機として世界最高速を実現している。しかも理論性能のみならず実効性能の高さ、共有メモリ方式の使いやすさ、アプリケーションソフトウェアの充実度を合わせ、世界最強のスーパーコンピュータとなっている。

  2. さらに強化されたソフトウェア

    「SX−5シリーズ」では「SX−3シリーズ」より採用され、実績と信頼を深めたUNIX OSである「SUPER-UX」に以下のような強化を加え、一層使いやすいものとしている。(これらは「SX−4シリーズ」でも利用可能)

    (1)拡張リソーススケジューラ「ERS」

    「ERS(Enhanced Resource Scheduler)」は、従来から定評のあるジョブ

    ・スケジューリング機能をさらに拡張したもので、CPUやメモリなどの資源をユーザ・グループ・組織などのきめ細かい単位で、優先度や使用実績に応じてより公平に分配でき、計算センターなどでの利用時の便利さを一層向上させることができる。

    (2)「FORTRAN90/SX」での「OpenMP」のサポート

    高度な自動ベクトル化、自動並列化に対応した「FORTRAN90/SX」で、共有メモリ向け並列処理用の指示行やライブラリの新仕様である「OpenMP」を新たにサポートしている。これにより、共有メモリ向けの並列処理プログラムの異機種間での移植性を一層高めることができる。
    さらに、「FORTRAN90/SX」では、新しい規格である「FORTRAN95」の機能も取り込み強化を図っている。

  3. 高性能アプリケーションを使いやすくする利用環境の提供

    パソコン等から、各種パッケージソフトウェアやユーザの作成したプログラムを容易に利用できる環境を提供するミドルウェア「SPINEware」やリアルタイム可視化システム「RVSLIB」、パソコンから容易に分子軌道解析を行える「MolStudio」等のアプリケーションソフトウェアを提供している。

  4. 充実したアプリケーションソフトウェア

    「SX−3シリーズ」から「SUPER−UX」でサポートしている豊富なアプリケーションソフトウェアが「SX−5シリーズ」においてもそのまま継承できる。また、さらに幅広い分野で「SX−5シリーズ」向けに高度に最適化、高速化された多彩な応用ソフトウェアの提供が計画されている。

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