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平成10年8月27日

日本電気株式会社

最新スーパーコンピュータ「SX−5」の海外での初受注となるフランス国立航空宇宙研究所からのスーパーコンピュータ受注について


NECではこのたび、フランス国立航空宇宙研究所(ONERA:Office National d'Etudes et de Recherches Aerospatiales=the French aerospace research agency)から、最新のスーパーコンピュータ「SX−5シリーズ」、および「SX−4シリーズ」を、当社の販売提携先であるフランス・ブル社(BULL.S.A.、会長:ギィ・ドゥパナフュー、本社:ルブシエンヌ市)経由で受注いたしました。
「SX−5シリーズ」の受注は、海外では初めてのものであり、また、ブル社経由のスーパーコンピュータの受注も、本年3月に販売提携調印以来初めてのものであります。

今回受注したシステムは、本年6月に販売を開始した、スーパコンピュータ「SX−5シリーズ」の中位モデル「SX−5/16A」(最大性能:1秒間に1280億回の計算性能)、および、「SX−4シリーズ」の中位モデル「SX−4/14A」(最大性能:1秒間に280億回の計算性能)であります。 受注総額は、サポート・保守等を含め数千万フランス・フラン(十数億円)となります。また「SX−5」は、来年8月に出荷予定、「SX−4」は、本年8月末に出荷予定で、ともにシャティヨン(Chatillon)市の研究所本部内に設置予定となっております。

ONERA(本部:パリ近郊のシャティヨン市)は、フランス国立の航空宇宙研究所であり、航空機の研究開発や、宇宙関係プロジェクトの研究を行っております。50年以上の歴史を有しており、フランス国内の8ヶ所(ツールーズ、フランスアルプスなど)の拠点を持ち、2000人以上の研究員を抱え研究活動を行っております。欧州の他国とも協力のもと、コンコルドやエアバスなどの著名な航空機の開発プロジェクトにも参加してきております。

ONERAでは、現在米国製のスーパーコンピュータを使用しておりますが、今回、入札の結果、現在使用している機種の5倍から20倍以上の性能の「SXシリーズ」の導入を決定いたしました。これにより、飛行機体の空力解析や構造解析シミュレーション、ジェットエンジンの流体力学シミュレーション、レーダー解析シミュレーション、新材料設計などに要する時間の大幅な短縮や、精度の大幅な向上が図れることとなり、安全・快適で燃費効率が良く環境にやさしい航空機やロケットなどの研究開発の加速化が多いに期待されております。

今回ONERAと直接契約を結んだ、フランス・ブル社とは、本年3月19日にスーパーコンピュータ「SXシリーズ」をフランス国内において販売する契約を結んでおり、本件の受注がこの成果の第1号となります。

当社では、今回の受注は、ベンチマークテストにより、高い実効性能が実証され、使い易さが評価されたこととともに、ブル社のシステムインテグレーション力が高く評価されたことによるものと考えております。

航空宇宙分野において、「SXシリーズ」は、オランダ国立航空宇宙技術研究所(NLR)、ドイツ国立航空宇宙技術研究所(DLR)、日本の科学技術庁・航空宇宙技術研究所(NAL)に納入されており、今回の受注は、4ユーザー目(8,9台目)であります。この航空宇宙分野は、気象・環境分野、自動車関係分野に次ぐ、スーパーコンピュータの主力分野であり、今後も「SXシリーズ」の販売に注力する計画であります。

「SXシリーズ」の受注・販売状況とブル社の概要は別紙のとおりであります。

以 上



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