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平成11年4月16日

日本電気株式会社

スーパーコンピュータの実装技術開発において、米国学会賞を受賞

[渡里 俊彦氏]
「渡里 俊彦氏」

NECの元コンピュータ事業部長代理で現在、NEC新潟(新潟日本電気株式会社)取締役である渡里 俊彦(わたり としひこ)はこのたび、米国に本部をおくIEEE(注1)(電気電子学会)の分科会の一つである、部品・実装・製造技術分科会(CPMT)(注2)制定の「1999年顕著・継続的な技術貢献賞」を受賞することになりました。本賞の実際の製品に応用された技術開発としての受賞は、日本 人として初めてであります。授賞式は、本年6月2日に米国サンディエゴで開催される「電子コンポーネント・テクノロジー会議」にて行われる予定となっております。

渡里は、昭和58(1983)年に発売された当時世界最高速で、当社の初代スーパーコンピュータである「SX−2」の実装技術開発者であります。またその後もスーパーコンピュータ「SX−3シリーズ」や「SX−4シリーズ」、汎用超大型コンピュータ「ACOSシステム1500、2000」や「ACOSシステム3800、3900」の超高速・高密度の実装技術開発に取り組んでまい りました。また、日本におけるIEEE・CPMTの幹事として、学会活動にも積極的に取り組み、平成5(1993)年には、「SXシリーズ」の実装技術開発経緯が米国ハーバード・ビジネススクールの革新的技術開発の事例研究(ケース・スタディ)としても採用されております。

この賞は、コンピュータを含む電子回路装置の実装・製造技術分野における最も権威のあるものであります。

今回の受賞は、スーパーコンピュータや汎用コンピュータのマルチチップモジュール(MCM)をはじめとした実装技術開発で世界をリードし、現在の高密度実装技術の基礎を構築したこと、近年のマイクロプロセッサチップの高性能化のための高密度実装技術などの実現に継続的に貢献したことなどが評価されたものとなっております。

スーパーコンピュータのハードウェアの開発にとって、実装技術開発は、アーキテクチャ開発と同様に重要なものであります。昨年のスーパーコンピュータ販売推進本部長である渡辺 貞の「エッカート・モークリー賞」の受賞に続く、今回の受賞は、本人の高い技術力のみならず、NECのスーパーコンピュータをはじめとするコンピュータの最先端の技術力が合わせて世界的に認められたことを 意味するものと考えております。今後も最先端の技術開発や、製品開発および提供を通じて来るべき21世紀にも通用するコンピュータソリューションの提供を行ってまいります。

渡里 俊彦の略歴は、別紙をご参照下さい。

以 上


(注1) IEEE:Institute of Electrical and Electronics Enginners
(注2) CPMT:Components, Packaging, and Manufacturing Technology Society


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