[NEC Corporation.]
平成11年10月18日

日本電気株式会社

任天堂次世代ゲーム機向け半導体の受注と新工場建設について


NECはこのたび、任天堂株式会社(以下、任天堂)殿の次世代ゲーム機「ドルフィン(仮称)」向け半導体を受注いたしました。今回受注した半導体は、動作周波数200MHzで0.18μm・DRAM混載プロセスを採用したグラフィックスLSI、およびデータ転送速度3.2Gバイト/秒の高速DRAMであり、累計受注規模はおよそ3,000億円を見込んでおります。

NECは、このたびの任天堂殿からの受注、および10月4日に発表いたしました世界初の0.13μmプロセス「UX4」を採用した最先端システムLSIに対応するべく、NEC九州(社長:高島二郎、所在地:熊本県熊本市)に新工場の建設を決定いたしました。

新工場は、0.13μm・DRAM混載プロセスに対応したシステムLSIの世界最先端工場であり、NEC九州の第8工場の1階部分に建設いたします。新工場の着工は本年11月、稼働は2000年8月を予定しております。新工場のクリーンルーム面積は、約1万平方メートル、生産能力は8インチウエハーで月産1万枚であり、総投資額は800億円を見込んでおります。なお、このたびの新工場を「第9拡散ライン」と命名いたします。

NECの半導体事業は、従来からシステムLSIに注力した経営を行っており、長年にわたりこの分野で世界トップの地位を占めております。現在、相模原事業場(神奈川県相模原市)のUC棟にて最先端システムLSIの開発・試作を行っており、今月からNEC山形(本社:山形県山形市)鶴岡新工場(山形県鶴岡市)にて世界最先端のシステムLSIの量産を開始しております。さらに、この下期に新たに150億円を投じ、世界初の0.13μmプロセス対応ラインを鶴岡新工場に設置する計画です。NECは、このように業界に先駆けた対応をはかることにより、今年度約6,500億円のシステムLSIの生産額を、2003年度には1兆円に引き上げることを目指しております。

また、メモリ分野では、世界に先駆けた4ギガビットDRAMの開発や画像処理に優れたNECオリジナルの「バーチャル・チャネル・メモリ」を開発し、業界での標準化を目指すなど、先進的な取り組みを進めております。

このたびの受注は、当社のシステムLSIの実績と積極的な事業展開、メモリの技術開発・生産技術力に加え、「NINTENDO64」をはじめとした任天堂殿との長年にわたる協力関係が評価されたものと考えております。

NEC九州および新工場の主な概要は別紙をご参照ください。

以 上



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